我が愛しの助教授

少し前。私が短大のころ。
推理小説がはやっていたように思う。
今もそれなりにはやってるように思えるけど
今の流行は純愛小説なのだろうから
やっぱり全盛期は私が短大のころだったように思う。


私もその頃いろいろ推理小説を読んだけど
火村助教授より素敵な探偵はいなかった。
すごくはまった。
あのやる気のなさそーなけだるそーな探偵役に。


話もそれなりに面白かったように思うけど
推理小説らしからぬロマンティックな作風だった。
どちらかというと、今の言葉でいうなら「キャラ萌え」?
(私のこの言葉の定義が世間の定義とあってるなら(苦笑))
夢中で人物を追いかけてたなぁ……(遠い目)


で!!
火村助教授なのだけど。
いなくなってしまうのだよ(涙)平成19年の4月1日から!


……いや。このシリーズは続いてるよ?多分。


なくなるのは助教授。
助教授」というポストがなくなってしまうのさ。
に、憎いぜ。文部科学省
今さら学校教育法を無駄に改正することないじゃんかさ〜。


そりゃね。
世の中の皆さんの萌えワードのひとつだろう「看護婦さん」
数年前に「看護師さん」になって落胆した人も多いだろうと思うの。


その「看護婦」という言葉に秘められた、こう、雰囲気みたいなもの。
白衣で、笑顔で、優しくって、こう、あったかかったり、
白いタイツで、まとめあげられた髪の上にのってるキャップとか
ほつれ毛のえりあしとか過酷な労働からくるちょっと疲れた横顔の色気とか。
もう。世間的にもギャルゲー的にも萌えポインツにあふれた彼女らは
絶対の絶対に「看護婦さんv」であって「看護師さん」ではないはず!!


なんなの?看護師って。こんな無味乾燥な言葉に萌えない!!!


と、取り乱したわ。


ともかく私にとって「助教授」って言葉には
知的な大人の男性っていう
世の男性にいうところの「看護婦さん」並みに
イメージがかきたてられ心ゆさぶられる
素敵ワードなのに……なくなるなんて。


はぁ。すっごく悔しい。

(「助教授」は「准教授」と「助教」の2つに分かれるみたいだけど
 現役大学生でも学校関係者でもない私にはちょっと詳しくわからない。
 ……誰か違いを教えてほしい(や。まだ始まってない制度だけど)]]