2006-01-31 ■ 詩歌句 シャンプーの空ビン抱いて星月夜 止まらないレジャーシートのしわの影 だだ虫を殺す音するカーラジオ かさかさと紙の花びらなる百日紅 愛しあうフレッシュミントのくどい舌 埋まらない穴にはくもが住んでいる ごみ箱を蹴り倒してく熱帯夜 サンダルでぼやけたつきを踏んでゆく 街灯に透ける葉アクアリウムの底で